NORVIN
Vincent engine mounted in a Norton motorcycle featherbed frame

NorVin  ノーヴィン
特別?、別格です!
現状確認
チョッとだけメンテナンス
ETCが付けたいな!
フロントフォークのOH
クリップオン
タコメーターを付けよう!
オイルライン
More power!
Smiths Chronomtric
Stadiummirror
馬鹿です。
もうレストア馬鹿は通り越して只の馬鹿ですね〜

NorVin(ノーヴィン)
NortonのフェザーベットフレームにVincent Comet(ヴィンセント コメット)のエンジンを積んでいます。

お〜い、バーチカルシングル、別体ミッション好きではないのか!
「傾斜エンジン、ユニットエンジンはドカのシングル以外にありません」、なんて言ってたのに、笑
Vincent Cometは傾斜エンジンなのです。

またまた特別扱い!?
バイク乗りの憧れ、象徴として君臨したヴィンセント。
特別扱いというより別格ですね。

ヴィンセントと云えばBlack Shadow(ブラックシャドー)でしょうね。
漆黒のエンジン、漆黒の車体、988cc 50度Vツインエンジン搭載の名車、 圧巻です。
しかし英国にも私の好きな赤が有るのです。
20数台インディアン社からの注文により製造された真っ赤なヴィンセント、レッド・ラバイドが。
500ccモデルにも1950 Series Cに Red Cometがありましたね。


ん〜、でもやっぱり単気筒、別体シングルには拘ります。
Series Bからのラバイド、ブラックシャドーの1000ccモデルはエンジン、ミッションはユニットなのです。
コメットはミッション別体です!
A-コメットはバーチカルエンジンでしたからこの際立てましょうかね〜


私にはフレームは基本が赤です。
しかしヴィンセントのトラスフレームでは赤く塗るフレームがありません!?

赤のフレームにする為のフェザーベット、ノーヴィンです?

ヴィンセント・コメットを選ばない辺りがやはり馬鹿ですね。

またまたコラボレーション、オリジナルなバイクを選択する気は全く無いようです!

果たして「うなる野獣」と称されたエンジンの1/2の咆哮は聞けるのでしょうか。

楽しませて頂きます・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いきなり200kmオーバーの試乗です。

スピードでなく距離ですので、お間違いなく、笑

桜が咲いているようです。

お花見ツーリング?敢行です。
中央高速を激走?

いきなり壊してもいけませんので程ほどに・・・・・・・・
ヴィンセント Cコメットのエンジンです。

58年前のエンジンとは思われません、ご機嫌です。

流石ヴィンセント、高品質、高性能です。

Norgoldとは全く違ったフィーリングです。

クランクカバーのロゴはH・R・DからVINCENTに変わっています。

H・D・Rもカッコ好いのに、社名からH・D・Rが消えたのは1952でしたかね。
お約束の路上整備!?

電装系に不安がありますから明るいうちにガレージに帰り着きたいですね。
この時期にバイクに乗ったのは20うん年ぶりです。

私のバイクシーズンは5月から10月迄ですから。

安心のサポート付き!?

彼女もお花見ツーリングに参戦・・・・・・・・・・

何時もの旦那のお子守ですが、笑
ヴィンセントの最高傑作は A Rapideだと!

でも

バーチカルが一番美しい!
  1938 A Comet 


ヴィンセントH・R・D
1935に始まるP・アービングの手による496ccハイカムOHVエンジンがヴィンセントの名を世に知らしめた最初でしょうか。
ヴィンセント初の自社製エンジンがMeteor(メテオ)、Comet(コメット)に搭載されました。
それまでは他社同様にJAPエンジンの供給を受けていましたから。

Series Aで始まる初代の500ccはツ−リングモデルのMeteor、スポ−ツモデルのCometです。
エンジンのチューニングの違いです。
チューニングマシンのスポーツ・メテオがコメットとなります。
より過激にチューニングされたコメットスペシャルも有ります。
第二次世界大戦前のモデルがSeries Aと呼ばれています。

ヴィンセントのVツインには伝説があります。
Series A Meteorの単気筒エンジンの2枚の設計図。
裏返った図面のクランク軸の重なり、エンジニアのインスピレーションが生んだVツインエンジン、Series A Rapide(ラパイド)の誕生です。
燃料ライン、オイルラインの複雑さから配管工の悪夢とも呼ばれるエンジンです。
独特な圧倒される力強い排気音、うなる野獣と称されるエンジンでもあります。
とか言いながら真近で排気音を聞いたのは過去に1度しかありませんが、笑

1946 大戦後フルモデルチェンジを果したのがSeries Bです。
Series B Rapideをチューニングしたマシンが絶賛されるBlack Shadow(ブラックシャドー)です。
スポーツ・ラパイドがブラックシャドーなのです。
Series BのMeteorは初代と逆の発想手法、Rapideのエンジンを半分にして500ccとしています。
Series Bに、Cometはありませんでした。

1948 サスペンションが強化されたモデルがSeries Cです。
CometはSeries Cで復活しました、MeteorはGray Flash(グレイフラッシュ)となりました。
1000ccモデルはBlack Shadow、Black Lightning、そしてWhite Shadowですね。

1954 Series Cをフルモデルチェンジ、フルカウリングをまとったSeries Dの発売です、不評でしたが。
単気筒500ccがVictor(ビクター)、Vツイン1000ccがBlack Knight(ブラックキング)でしたかね。
Black Shadowは、Black Prince(ブラック プリンス)となりました。
1955 奇しくも私の生誕の年、ヴィンセントは終焉を迎えました。


現在のメカニズムは全て時代を先取りしたヴィンセントの構築したものと云っても過言でありません。
別体ミッション全盛の時代、1947 Series B Rapide(ラパイド)はユニットエンジンでした。
なんとトラスフレームが使われています。
応力をバランスよく分散させ、エンジンを剛性メンバーに利用してダウンチューブを不要しています。
軽量化と高剛性化をハイレベルで両立する現在の主流です。
マグネット点火全盛の頃、1954のSeries Dは既にコイル点火でしたしね。




次はNorton International M30か!?

いやNorVel(ノーベル)かな!?

Rickman(リックマン)、 Seeley(シーリー)フレームも使ってみたいし・・・・・・・・・・・