ステムベアリングを入れ替えましょう。 テーパーベアリングのアウターレースを抜き取ります。 消耗品であるベアリングを再使用する事など有り得ません。 アウターレース用は精度の無いプーラーで十分です。 プーラーの先端はレース専用に加工してあります。 |
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現行規格のベアリングが使用されています。 現在のベアリングの規格は世界共通です。 Made in FranceはMade in Japaに交換です。 型式は4T-30205、業販ですので数百円です。 |
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ステム軸側はプレスで圧入です。 アウターレースはプレスが使えませんのでネジ方式の引込みでセットします。 気分転換?、アンダーブラケットはトップブリッジと共に色換えしました。 ブラストで剥離後、焼付け塗装を敢行しておきました。 インナーフォークのクランプ部も研磨です。 |
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旧英国車のハンドルバーには沢山のレバーが必要です。 左にクラッチ、デコンプレバー、進角レバーが付きます。 右はブレーキレバー、チョークレバーです。 ウインカSW、ライトSW、アクセルホルダーもありますしバックミラーも必要ですね。 ハンドルには長さ調整の出来るタイプ(下側)を使用します。 バー部分はストレートのバーハンドルをバンドソーで300mmに切断して使用しました。 |
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ブレーキ、クラッチレバーはTommaselli TM230を選択です。 ブレーキ、クラッチのインナーケーブルは1サイズUPで製作しました。 デコンプ、アクセルのコントロールワイヤーも新規に製作し取り付けです。 序でに余りに重いデコンプにはLinkを入れて負荷を軽くしました。 進角、チョークは使用していませんので今後の予備としてダミーです、新品ですが。 |
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バックミラーは悩みます。 偶にはバーエンドミラーも好いかな。 コレクターアイテムのStadiumのミラーの在庫がかなりあります。 コレクターではありませんが・・・・・・・・・・・・・・ |
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バーエンドで行って見ましょう。 いつも右ミラーしか付けません。 貫通タイプのグリップはガレージ在庫にありません。 簡易ポンチを製作しましょう。 不要のバーハンドルを切断しパイプの内側をテーパーに研磨しブレードを造ります。 打ち抜く対象はグリップゴムですので硬度が無くても簡単に綺麗に切れます。 |
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雰囲気です。 バーエンド、バートップキャップはジュラコンで造っています。 やはりクリップオンが最高です。 でもETCアンテナの新たな取り付け場所の思案をしなければ・・・・・・・・ |
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フロントに続きリアサスペンションも対策を計ります。 私の定番、フルアジャストのオーリンズを入れておきました。 ワンパターンですが・・・・・・・・・・・・ ETCの振動対策もこれで完璧です。 |
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おまけ | |
サイドスタンドは車体が寝すぎていて不安定です。 クランプ方式のボルト締めですが、クランプの片側が裏側からロウ付けされています。 角度を変更できませんのでサイドスタンドの下部をサンダーで大胆にカットします。 |
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今回は黄色のSUZUKID半自動溶接機 アーキュリーSAY-160です。 200V専用仕様で最大145Aです。 MIG、MAGも使用出来ますがノンガスでいきます。 アネスト岩田キャンベルの100Vの溶接機では最大85A、溶け込みに不安があります。 ビックシングルのキック始動ですからスタンドは重要です。 |
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適当な材料をバンドソーで切り出して延長します。 開先を取って溶接、溶け込みも十分です。 流石200Vのパワーです。 無垢の20mm材が真赤に成ります。 120A程度流しました。 流しすぎですね。 |
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25mm程の延長です。 t2.3mmのフラットバーを底に溶接し、サンダーで整形して完了です。 |
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ウレタン黒を焼き付けて塗装も完了です。 車体の傾きもGoodです。 サイドスタンドで安心してキック始動ができます。 使用することの無いセンタースタンドは取り外しですね。 押し掛けと一緒、力を必要とする事は苦手です。 必要時にはメンテナンススタンドを使用していますし。 |
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