Norton ES2
1955 Norton ES2
衝動買い!
復活に向けて
各部の現状の様子
何処から手を付けましょう!
サイドスタンドの製作
エンジン始動!
Norton Model Codes
1955 Norton ES2です。

前の英国オーナーがここまでにして断念した模様。

きっと私と同じようにマンクス・ノートンに憧れていたのでしょう。

自分と同じ年に生まれたバイクが前から欲しいと思っていました。

好きな英国車のノートンと言うことでなにも考えずに・・・・・・

1955年は図らずも、第1回浅間火山レースが浅間高原で開かれた年です。

ノートンはシリアルNO.から、1923から1975まで、はっきり製造年がわかります。
見た目はきれいですが、かなりのボロです。

今のとこと、まだ再生の見込みは立っておりません。

欠品部品も多々あります、これからが楽しみです。
サイドを走るプッシュロッドカバーはOHVのシンボルです。

エンジンは490ccです。

ES2は38年間造り続けられました。

初期はガーターフォークにリジットでした。

最終のES2はフェザーベットフレームのスリムラインに載っています。
フレームにはサイドカー用のボスが設置されています。

前後の19インチのアルミHリムはBORRANIが入っています。
ヘッドライトは形だけですがルーカスが付いています。

各パーツを見ましても全て英国部品のようです。
リアビューも好いですね。

ガソリンタンクの大きさが目を引きます。

マフラーもありませんね。

どんなタイプをチョイスしましょう。

やはりメガホンタイプですかね・・・・
長いこと駐車場に置いていましたが、やっとガレージに上げました。

本当の所、ガレージの整理も済んでいなかったのですが。

もう11月ですから上げてお仕舞ですね。

なぜって、スキー馬鹿ですから・・・・・・・・・・・・・・・

夜でも多少時間をとって各部の点検だけでもしようと思っています。

写真はガレージに入れるときに撮ったショットです。
プライマリーカバーもありません。

チェーンもサビサビですね。
フレームの刻印は 4 61509 です。

フロントのダウンチューブにフレームナンバーが打たれています。

4は ES2を表すモデルコードです。

フレームはシリアルNO.で1955年の製造と判断できます。
エンジンの刻印は L4 68725 です。

Lは1956を表すYear Codes、製造年を表します、4はES2のModel Codesです。

エンジンは1956年製造のES2エンジンということになります。

シリアルNo.からの製造年も1956年と一致します。

79×100 とボア、ストロークで刻印されているのはチョッと新鮮です。

490ccと刻印するより雰囲気がありますね!
Nortonは基本的にフレームとエンジンナンバーは同一で出荷していました。

イレギラーなのか誰かが載せ換えたのかは不明です。

フレームもエンジンもES2には間違いありません。

通関証の記載も同じですので、英国の方のお遊び?ですね。

通常、製造年はフレームで判断致しますから、1955年製としておきましょう!

ノートンのDATAはNorton Model Codesに掲載しています。


一番の欠品は発電機、DCダイナモですね。

発電機もメグロやヴェロセット他のようにVベルトかチェーンで駆動されていれば流用も簡単なのですが。

マグダイノは2階建てのギア駆動、ちょっと流用は大変かな。

最悪はギアから作って駆動を外へ引き出しましょう。

あとはタイミングベルトで好きなようにできますから、タコも増設できるし・・・・


写真を撮るのも一苦労?

スタンドが何も無いんです、とりあえずサイドスタンドの製作からですかね!

ヴェロセットもバラして3年になりますが、いまだ組みあげていませんのでいつになるやら。

ま、私のライフワークでしょう?

エンジン掛けてみたいなー・・・・・・でもキックペダルも無いし。

圧縮はあります。

とりあえずギア入れて押し歩き・・・・

グン、グンと手ごたえ?、押し応えがあります。

サビだらけでもクラッチはOKのようですし・・

良しとしましょう!!

エンジン、ミッション 中身は一応ありそう。

良かった!?

「おいおい!、そんなことも確認せずに買ってるのかよ!」

そんな声がどこかから、聞こえてきそう?

無いものは作る、これ私のPolicy ですから!

また、レストア日記?書きます。

気長に見てください。