Ducati 900SL
Ducati 900SL
いつも遊んでいるのビーナスラインのワンショット
バックは白樺湖と蓼科山
'92 Ducati 900SL
バックは蓼科湖、立ち枯れの木が雰囲気です。
ヘルメットが見える所はお気に入りのベンチ。
購入当初のワンカットです。
鋳鉄のブレーキロータはすぐに錆びます。
お天気よさそう・・・・チョッと上ってみますか。
自宅近くの国道142号を上がり、和田峠の有料トンネルをそれ旧142号(峠道)でトンネルを抜けビーナスラインの入り口に出る。
あえて和田峠の旧道を下り、再び142号と合流し有料和田トンネル方面へ、料金所の手前でまた左にそれ脇道へ。
スキーヤー御用達の道でブランシュタカヤマスキー場を見ながらまた右へ。
この道路もスキーヤー御用達、エコーバレーへ続く良い道路、適度なコーナーが続き、いつ走っても車はいない。
エコーバレースキー場を見ながら下り別荘地を抜け大門街道へ合流。
そのまま駆け上り、白樺湖へ。
ここはいつも賑わっているので、白樺湖を横目に見ながら奥の女神湖まで。
いつもの女神湖の湖畔、お気に入りのベンチで一休み。
自宅を出てからここまで、30分位しか走っていないのですが。
途中で買ったコーヒーを片手に湖や蓼科山を見ながら30分ほどボーっとして。
さて行きましょうか、白樺高原スキー場を横目に別荘地を横手山方面へ。
ビーナスラインと合流したところで白樺湖方面へ右折、白樺21スキー場の横を抜け白樺湖へ。
そのままビーナスラインを車山へ、ここもスキー場です。
富士山レーダーの廃止でこちらに移転した気象ドームを見上げながら霧ヶ峰へ、そのまま七島八島湿原、そして和田峠へ。
時間があれば直進、そのまま美ヶ原まで・・・・本当は歳なので疲れてなければ、です。
トンネルを抜け旧142号を下り自宅へ。
約75km、1:30のコースです、30分休んでいますが。
裏庭のお気に入りのコースですが、ビーナスラインが無料化され車は増えてきています。
白樺湖、霧ケ峰間は景色は最高です。
ゆっくり走って景色を楽しんだほうがいいですね、いつもコーナーの先しか見てませんかね。
富士山、八ヶ岳、南アルプス千丈、北岳、中央アルプスは御岳あたり、北アルプスは穂高、槍ヶ岳・・・・初冬の雪を頂いた頃は空気も澄んでいてとても綺麗です。
ニッコウキスゲ、レンゲツツジ、マツムシソウ・・・・・季節で楽しめます。
霧ケ峰、七島八島湿原、和田峠間は車も少なく高速コーナー。
和田峠、扉峠、美ヶ原間は走りを楽しむには最高のコーナーが続きます。
旧道以外はハイアベレージOKの道路ですね、私は旧道も楽しいです。
スキー大好きで、夏はバイク、冬はスキーです。
地元のスキー場はここ20年くらい雪のないスキー場しか見ていませんが。
スキーは白馬八方尾根、五竜、野沢温泉、そして新潟の妙高赤倉、この4箇所でシーズンが終わります。
歳なので、年30回位しか行っていません、多いですか、スキー馬鹿です。
以前は、年150日くらい滑っていました。
友人達には、「お前の趣味は解らない」と言われています。
レストア馬鹿で、そのバイクに乗るのかと思うとSLで遊んでいる。
でもここ10うん年、まともにエンジン掛かるバイクを買ったのはこれだけです。
セルまで付いている、でもキックが無いですから寂しいです!
空冷が元々好きです、というよりも空冷しかなかった時代にバイクライフが始まりましたので。
やっぱりエンジンにはフィンが無いと寂しいです。
水冷は一度だけ、スズキのGS250FWに乗りました。
廻ります、とっても良く廻りますが何度もこけています、回転で乗るのは疲れます、歳のせいもありますが。
同時代のフェザーはもっと廻りました、モーターみたいに・・・・・・・・・・・
’88に買ったGSXR750は油空冷でしたね、良いバイクでしたが私には重かったです、楽しかったですが。
流れから行くと、ドカ選んでも当然のようですが、私の他のバイクからいけば異質です。
初めて乗ったとき、とても感激しました。
巷ではドカは乗りにくいと言われますが、全然・・・・・
こんなに乗り易いバイクがあるのかと!!
私の乗り方に合っているというのか、どこにも違和感がありません。
元々、半クラッチを使うような乗り方ではなかった為、乾式クラッチに何の違和感もありませんでした。
4気筒のように後からバイクが付いてくるような感じがなく、スパッと方向が変わります。
これが楽しくて、一段とコーナーの入りが奥になってしまいました。
よく遊んでいる峠コーナーでも、2つ苦手?なコーナーがあります。
苦手と思っているコーナーでは、こけません、そんなものです。
昔、GSXR750でこけたのは、得意というか大好きなコーナーです。
嘘みたいに、入れるんです、何度行っても、快感が増すばかり・・・・
こんなんでいいの?
走り方が勝手に進化したみたいです。
30代くらいまでは、サーキットでも遊んでいましたが、当時乗っていたらさぞかし、と思ってしまいます。
一番のお気に入りは、低速?でも楽しいこと。
その昔、サーキットでしか味わえなかったライディングが楽しめるんです。
レプリカ時代はパワー優先?、乗りにくいのは貴方の腕?です、みたいなもの、確かにサーキットでは抜群にいい感じなのです。。
街乗りはともかくとして、峠コーナーでもサーキット並に走らないと楽しくないバイクでした。
それがびっくり、サーキット走行のその感じが、低速でも味わえる感激でした、気に入りました、とっても。
100kmくらいでクリアーしていくコーナーでも、以前サーキットを走っていた頃の200kmくらいのコーナリングの感覚です。
サーキットで走る位でクリアーしていかないとそのバイクの持っている楽しさが解らなかった当時のレプリカ。
まさかそれが味わえるとは夢にも思っていませんでした。
カートで地上高の違いから来るスピード感とはまったく違います。
100kmでも、感覚的には6,70kmくらいでコーナリングしている感じでのスピード感なのですが、その挙動というか動きというか感覚が200kmでコーナーをクリアーしているときと同じなのです。
まあ、結果的にはコーナリングスピードは上がっていますが・・・・・・・・・・・・
非常に表現しづらいのですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スピード感覚ではなくて、コーナリング感覚と言ったらいいのでしょうか。
当時のレプリカが100kmでないと実現できないことが、50kmで実現できる?とでもいっておきましょうか。
最初に手を加えたのは、リアサスペンションです。
お約束?のオーリンズです。
遊んでいる峠はギャップも多く、ヒヤリすることも多いですから、追従性、収まりの良い物への交換が常等手段です。
峠のギャップが少なくなりました!、な訳ないですが良い感じです。
プリロードは強めです。
私の体重にも関係あるのですが、軽いです、私。高校時代から現在まで、50kgのまま変わりません。
これまたお約束の ドカティスト御用達のカーボンテルミニョーニのサイレンサに交換です。
ライダーの軽量化は必要ありませんが、歳でこのバイクは軽量化に励みました。
カウル、シートはフルカーボン、シートは純正色のウレタン塗装にしました。
オリジナルのステッカー類も買ってはあるのですが、いまだに貼っていません。
カーボンのカウルは内側から見ると、向こうの光が空けるくらい薄いです。
写真で見ると寂しい気もしますが、実車ではそんなに違和感が無いのでそのままです。
シートカウルは996タイプを付けています。
元々オリジナルもシングルシートですが、このシート部がスポンジの為千切れてしまいます。
こちらは、薄手の牛革?、合皮で仕上げ直しました、どうせ雨の日には乗りませんし・・・・・・・・・・・・・・・・
メータ、スプロケット、クラッチ、チェーンカバーもカーボンに変更。
前後のフェンダーは純正設定のドライカーボンです。
ファインフェザーのクラッチハウジング一式。
ついでに、クラッチ板もバネットのアルミベース
FCRにして、エアクリーナの代わりにパワフィル化
ファンネル仕様でもいいのですが、当地は標高もあり、いつも遊んでいる峠は1600〜2000mあります。
乗鞍は現在、長野県側から一般車の通行は出来なくなりましたが、ここでのファンネル仕様は最悪でした。
平地といっても自宅で標高830mくらいありますが、ここで出したセッティングではまともに走りませんでした。
夏場の畳平(標高2700m)までの渋滞?で、一度止まるとエンジンを掛けるのに一苦労です、パワーも出ません。
セッティングだろうと言われればそれまでなのですが、セッティングのどつぼに嵌るのが目に見えています。
0mから2700mまでのセッティングは私には無理です。
富士山5合目で、標高2,300mです。
ファンネル仕様も捨てがたい魅力もありますが、多少穏やかになってもパワフィル入れるのが正解です?!
今のセッティングはわりと簡単に?出ました、5回ほどバラしただけです。
単純にファンネル仕様は不可です。
このタイプのエンジンのキャブの位置は、丁度フロントタイヤからの跳ね上がりがある場所です。
雨の中を走ろうものなら、巻き上げた泥水がもろにキャブに掛かります。
アルミ板等でガードで作って取り付けないと、最悪の結果となります。
雨降りでなくても、道路に濡れていることもありますし、晴れていても巻き上げた土、砂が心配です。
私は、型取をした後、拘ってカーボンシートで作りました。
曲線部分が有りませんので、型への密着もよく空気も入りませんでしたのでバッチリです。
以前、FRPでカウルを作ったときには、強度が心配で貼り込み過ぎて(5層)、とても重い物になってしまいました、曲線部分は最悪でした。
バッテリーケースと一体のエアクリーナーBoxは撤去致しましたので代わりに、アルミ板を加工し溶接で作りました。
リアフェンダーレス化はやはりアルミ板を加工です、艶消し黒の潤滑焼付け塗装です。
潤滑にしたのは、汚れがすぐ落とせるようにと、・・・・・・・・テフロンのフライパンと同じです。
少しでもとドリブンスプロケットをアファムに。
ホイール交換も考えましたが、このホイールがとっても私のお気に入りです。
’92 限定のアクロンマービックは捨てがたく、交換できません!
軽量化とは関係なく
アエラのステップ、ハンドル、リアブレーキ、フローティング、クラッチレリーズ等々
スクリーンはブルーのどこだったかな?
当然?、ブレーキ、クラッチラインはテフロンメッシュ
アーシングにノロジー、イリジュウムプラグ。
ノロジーのホットワイヤーとイリジュウムプラグは相性が悪いとのレポートもありますが、私は特に現行の仕様で不具合は感じていません。
ついでにホットイナズマを付けたら・・・これが一番かも。
違いがはっきり解ります。
トルクフルに成ったのが、全域で感じられます。
一番はエンジンの掛かりと、アイドリングが安定したことです。
セルボタンに触れた途端に、エンジンが掛かっている感じです。
冬場でも、簡単にエンジンが掛かるようになりました。
ドカも他と一緒であまり乗りませんが。
車検ごとに、500km位しか距離伸びません。
それでも、時々エンジンだけは掛けるようにしています。
動かしたほうが良いのですがね、ガレージ内で乗る訳にもいかず・・・音だけ聞いて我慢ですかね。
当地、冬場は、氷点下15℃位になることもあります。
保管場所がガレージ2階の室内とはいえ、氷点下10℃位になっています。
これはお勧めです。
バイクの全車に取り付けました。
ついでに、車にも。
私のボルボ NewV70 24TとミゼットU,そして妻のライフと息子のステップワゴン。
妻が、「凄い、違うね。音も静かになったし」と、息子も同じとの事でした。