Velocette Viper
お願いしていた、ピストンが届きました。

比較してみましょう。

しかし、ピストンがOMEGA製というのが、泣かせてくれます。

感激ですね、管理人のハンドルネームと一緒です。

今までは自身で英国に手配しておりましたが、今回はCafe British Bikeさんに部品の手配をお願い致しました。

インターネットが利用できる環境になって何とか苦しみながらも楽しく遣っておりましたが、ノウハウ、語学力、人脈等々が私とは雲泥の差。

お願い致しました、親身にご相談に乗って頂き感謝致しております。

Cafe British Bikeさんは、お店との形態でWebサイトを運営されておりますが、ご自身の時間を割いて部品等の手配を行なって下さっています。

このサイトをご覧になった皆さまが、ご利用の際には感謝の気持ちをお持ちになった上でお願いして頂きたいと思っております。

インターネットオークションもそうなのですが、お金を払えばお客様とのお考えでは大変失礼なことだと思います。

沢山の方々の協力があって、50年も前のバイクに今乗っていられるのですから感謝しなければいけません。

Cafe British Bikeさんのお話では、「ピストンのOMEGAは、英国のピストンメーカーの中でも、BSAゴールドスターやVelocetteなどどちらかというと少量生産の車種向けに作っています」とのことです。
ピストン入手
ピストン


新しいピストンは入手できました。

しかし、先日加工したピストンも捨て難いものがあります。

加工前に無残に掛けてたものと、肉盛溶接後に旋盤にて加工したものです。

趣味ですから、全てが自己満足の世界です。

手の入らなければ使用する予定で、かなり力を入れて復活させましたから見た目には何の問題の無さそうでしょう。

一度このピストンを組んで走ってみようと思っています。

今後の研究資料?、いや私のお勉強です。
手元に届いたOMEGAのピストンです。

ピストン、ピストンリング、ピストンピン、サークリップとセットでお願いいたしました。

ツールマークは少し粗い感じがします。

頭頂部は磨きが入っている様子です。



OMEGA PISTONSのステッカーもおまけで付いていました。

妙に嬉しくて、大した意味もなく写真を撮ってしまいました。


並べて、比較してみました。

旧ピストン(右)とはスカート部のカットが違います。

オイルリング下の穴のありません。

旧ピストン、オイルリングが入るこの部分外形の両側にスリットが入っていて、頭頂部とスカート部は全周の1/4+1/4の1/2しか繋がっていません。

この加工の目的がよく解りません。
多分、頭頂部とスカート部の熱膨張の違いをこのスリットによって吸収したかったのかもしてません。

強度は落ちますが手法としては考えられます。
復活へ続く