TriBSA
(Triumph 3HW )
さて、どうしましょう!
エンジンをよ〜く観察しますと・・・・・惜しくなりました。
レストアされたように綺麗です。
先ほどまで動いていたかのような状態ですね。
キャブはアクセルにコントロールケーブルが繋がっています。
進角のコントロールケーブルはクラッチレバー一体式の手動進角レバーに接続されたままです。
漏れたオイルは入れ替えたばかりではないかと思われるくらいサラッとした透明なものでした。
クラッキングも正常、特に違和感がありません。
このエンジンも捨てがたい、オブジェとしての人生では可愛そうです。
どうにか復活させてそのエンジンフィーリングを何時か感じてみいものです。
|
ダイナモは欠品しています。
ガレージに在庫が有りますから問題ありません。 |
|
TRIUMPHの刻印もシンプルです。
キャップボルトが使用されていますからOHの前歴はあるのでしょうね。
|
|
エンジンの型式3HWです。
エンジンNo.から判断しますと1940年の製造のようです。 |
|
この当時からショックを吸収する機構が有ったのですね。 |
|
オマケに頂いたエキパイとマフラーです。
非常に状態の良い物です。 |
|
最近まで使用されていたのではと思わせる状態です。 |
|
Made in INDIAのキャブが付いています。
英国車の部品はインド製も沢山ありますから。
このタイプのキャブはロイヤルエンフィールドには使用されていますね。 |
|
手動進角もレバーに繋がったままです。 |
|
|
こんなバラし方は実働状態から何らかの理由で他の部分のOHをするような場合ですね。
キャブは仮止めでしたが。
進角レバーは其のまま元に戻すつもりだったような状況です。
ボロボロの部品取り等としてバラすならワイヤーは躊躇無く切断します。
ワイヤー類が付いていますと扱い難いです。
邪魔になりますから一番最初にケーブル類はバッサリとやるでしょうね。
コントロールケーブルはアウターワイヤーに使用した擦れや切れもありません。
インナーケーブルにもオイルがしっかり引いてあり新品を思わせる状態でしたし・・・・・
組み直す予定でいたのでしょうね、きっと。
さて、どうしましょう!