NorBSA  ノービザ
エンジン始動・・・
キャブ廻りの汚れの状態から判断して、最近エンジンを掛けたことがあるような雰囲気です。

始動しなかったとしても、ガソリンは流したことがありそうです。
オイルを確認しますと、オイルの戻りパイプの僅か下まで入っています。

汚れてはいますが触ってみますと、結構サラッとしています。

クランク室にオイルが下りている気配は無さそうです。
チョークレバーを戻して・・・・?

機構上レバーを引くと、チョークバルブを引き上げますからスロットルバルブと一緒です。

進角レバーはどっちだったかな・・・・・・・

他と同じでしょう、多分・・で戻します。

以前振動で走行中にチョークレバーの戻りに気が付かず・・・調子悪くなったな〜

進角レバーも戻ったことが・・・・・

今は直ぐにわかりますが・・・・当時は??でした。
私の楽しみを奪うかのように、あっさりとエンジンは掛かってしまいました、笑

もう終わりです、残念です!!!!!

・・・・・・・・・・・・・・・オヤオヤ、排気は真っ白です。

しばらく様子を見ます・・・・・・アイドリングは安定していますね。

異音はありません、心地よい鼓動です。

チョークを戻しても、と言ってもレバーは引くのですが安定した爆発を繰り返しています。
しばらくするとガレージはこんな状態です。

オイル下がりでしたらエンジンが温まれば収まると思っていた白煙は・・・・・・・・・・・・・・

オイル上がりのようですね、この状態は。

この後、5分ほど放置・・・・大変な白煙にガレージは包まれていました。

勿論私はその間、避難してコーヒーを飲んでおりましたが。
エンジンの鼓動が解かりますね!!

狙っても中々撮れるショットではありません。
最終的には10分ほどエンジンを掛けておきました。

エンジンが掛かってオイル圧が上がりますとオイルは漏れるようですね。

手に入れてから放置している間は漏れは無かったのですが。
問題はあるものの、造り込みは結構しっかりしています。
違和感のあるネックの部分は、フェザーベットフレームにBSAのステム廻りのような加工です。
キャスターが寝ているのはこの加工が原因ですね。

ステム廻りは切断して作り直すことにしましょう。
アンダーフレームの補強も必要ですから!

プラグの状態も其れなりです。
簡単にチェックしても火花はきっちり飛んでいます。
アチラこちらの状況から判断して、ポイント、点火時期等は大丈夫と判断しました。

駄目なら調整すればいいだけですから気にしません。

とりあえず、デコンプ握ってキックを繰り返してオイルを廻します。
こんな時のデコンプは便利です。
いつもならガソリンサブタンクを使いますが、FRPタンクですがらサビの心配もありませんし其のままガソリン補給です。

ティクラー押してもオーバーフローしません、・・・・・ガソリンコックを開けてませんね。
初期判断は当りでしたね、やはりガソリンは滲んできます。
漏れと云うほどではありません。

思い切って行ってみましょう。


全バラ決定です!!!

良かった、楽しみがあって。

その前に、チョッと乗っておきましょう。

バラスといつ組みあがるかわかりませんから・・・・・・・・・・・・・・