スポーク規格 (ネジ山角度 60°) | ニップル規格 (傘角度 90°) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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リアホイールを外しますと車体側にドリブンスプロケットが残ります。 チェーンリアカバーは欠品です、通常は外さずに行えます。 組付はハブダンパーの3つの穴に合わせてホイールを入れます。 外すのは簡単なのですが、組入れる時にはよく見えませんのでチョット・・・・・ 構造的にチェーンを気にしなくて良いのは最高です。 組付後のチェーンの遊び調整も要りませんし。 旧英国車も同様な方式ですが外部からのナット締メ、4輪のタイヤ交換と同程度です。 |
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取りあえずタイヤを外します。 思ったほど硬化はしていないようです。 |
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前後バラシます。 錆々のリムには穴が・・・・・ スポーク共々交換したほうが良さそうです。 |
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今回はボルトクリッパでなく1本ずつ外しました。 スポークの錆は味を通リ越しています。 虫食いが酷く、今にも折れそうなスポークもあります。 |
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リアハブのベアリングは両側にテーパーベアリング(円錐コロ軸受)が使用されています。 締め付けが微妙なテーパータイプを使用する理由が解かりません。 サイドカー対応仕様とのお話も有りますが・・・・・ フロント側は一般的な開放型の深溝玉ベアリングが使用されています。 ベアリング型式はフロント 6303、リア 30204です。 オイルシールは、リア側TC25478、SC36507、フロント側は規格落ち廃番のSC32477です。 手配できなければSC31477を使用してカラーを製作、又は追加工すれば問題ありません。 |
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スポークは#9ですね。 ステンレススポークの使用も多いですがスポークは流用しましょう。 今回の使用リムは鉄リムですから!? メグロに其のまま流用できるYAMAHAのスポークがメーカー欠品に成ってしまいました。 別の流用スポークをバンドソーで5mm切断です。 後工程を楽にする為にスポークの長さは正確に全て揃えました。 スポークネジ切りでネジを転造です、ネジ部が10mmほど残っていますので楽勝です!? |
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スポーク製作完了です。 前後で80本、疲れました。 ユニクロメッキのスポークは1本ずつバフ掛けです、益々疲れました。 錆防止に切断面は自家製ニッケルメッキを掛けています。 この後、Hondaの旧車種から流用スポーク発見! 更に疲れが・・・・・・・・・・ |
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ハブの汚れ落しは旋盤のチャックに咥えて廻し真鍮ブラシで・・・・手抜きです!? リアハブのドラムはライニング面が多少荒れています。 真円加工を兼ねて旋盤で一皮剥いておきます。 ワークが大きいので芯押し台でセンターをキープし、安全を確保します。 汚れているドラムの内側はライニング面をマスクして軽くブラストを当てましょう。 最終的にハブにはガラスビーズを撃ち、側面は軽くバフを掛けてしまいました。 |
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リムは前後共に1.85-18のスチールです。 現行のDIDの新品リムですので丸リムでは有りません。 ベアリング、オイルシールは無条件交換です。 フロントハブの解放型深溝玉ベアリングはステンレスの両面ゴムシールタイプに変更です。 グリスニップルが有りますが、ハブ内部のディスタンスカラー廻りにグリスが一杯に成りませんとベアリングにグリスが供給されませんから。 ベアリングはハブ単体のうちに打ち換えます。 |
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リアハブのテーパーベアリングは強化タイプに交換です。 右側 12ローラー オリジナル 左側 15ローラー 交換用 まあ、大したパワーの無いメグロですが気は心と云うことで・・・・・ |
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使用されたハブには外側になったスポークの後が残っているのが殆どです。 見た目重視で同じように外側用のスポーク位置とします。 内側のスポークは首の曲がりが小さいのが一般的です。 最初に内側になるスポークを左右10本ずつ計20本をハブに挿入します。 リムの刻印が車体の左側に成るように置き、軽くニップルで組みます。 刻印が左右どちらに成っても大勢に影響はありませんが・・・・ |
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外側用のスポークをハブ内側から10本挿入して軽くニップルを締めます。 改めて反対側に残り10本のスポークを挿入しニップルを取り付けます。 ドライバでニップルを軽く廻しビットがカムアウトする位置まで早回しです。 リム内側からニップル内のスポークの見え方が均等に成るように全てのニップルを指で廻らなくなるまで締め込みます。 一般的なタンジェント組ですので40本でも楽勝です。 スポークは収まる所にしか収まりません。 |
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仮組み後の振れ取りをしましょう、ホイールバランサーは久々の登場です。 近年のリムは精度が良いですね、ほとんど振れもありません。 簡単です、ニップルレンチで取り合えず均等に締め込みます。 振れ取りは4本ずつのグループで行います、テンションは音で判断!? ハブのオフセットは有りません、センターです。 無理して追い込んでも・・・・根気も有りませんし。 自己満足の世界ですので振れ取りは左右、円周とも0.5mmで終了です。 |
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最近はリムバンドは使用せず25mm幅のガムテープで代用しています。 タイヤチューブは新品を奢っておきます。 リムプロテクターを2箇所へ使用してタイヤを組み付けます。 力は必要としません、反対側のビートが確りリム中央に落ちていれば。 欲張らずにタイヤレバーは90度程度までしか起こしません それ以上起こして使いますとタイヤレバーでチューブをリムとの間に噛み易く成ります。 エアーを入れたら、あら〜・・・・・ふりだしに戻る、と |
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組み付けはタイヤにある黄色のペイントをチューブのバルブ位置に合わせるのが基本です。 タイヤはチューブレスタイプ、フロント 3.0×18-4 、リア 3.25×18-4です。 ガレージの暗室?でここ2、3年不良在庫に成っていた未使用品を組み付けました。 何故有ったのか?? フロント用、リア用のパターン、仕様は正規ですが前後のメーカーが違います。 気にしません、このメグロでコーナーは攻めませんし。 綺麗に成り過ぎです、益々他とのバランスが・・・・ |
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フロントから外したブレーキシューの片側にライニングが有りません、笑 流石に見なかった事には出来ません。 ライニング面にはアルミ独特の白い粉が浮いています。 張替用の構造用接着剤、ノンアスベストライニング材料の入手はできますが気力が・・・・ 素直に目黒ライニングさんへ張替を依頼しました。 メグロのようなアルミベースでも問題なく張替えが可能です。 |
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シューにはMWマークが浮き出ています、接着剤の名残も眩しいです。 滅多に乗りませんので当たりが出る頃には年齢的に・・・・・ 張替の済んだシューのライニングの面だしをある程度まで行なっておきます。 黒っぽく変色して見える箇所が当っている位置です、エッジも落としています。 これで安心です?、最初から確りブレーキが利くことでしょう! リア側はブレーキダストの汚れだけ、特に問題なしと判断しフロント側のみ張替えです。 フロントブレーキ重視の乗り方ですし・・・・・ |
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ブレーキシューの虫食い支点ボルトはワンオフでステンレス仕様に。 カムシャフトは特に問題ありませんでしたので汚れを落とし純正のまま使用します。 テンションスプリングはユニクロメッキを掛けてあります。 テンションロッド用はニッケルメッキです。 |
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ブレーキパネルも組立て終了。 後は車体に組み付けるだけです。 走る、曲がる、止まるを直接的に担当するホイール関係はやれた状態には出来ません! 外観以外は確りと整備しておきます。 |
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