取付 | |
エンジンブラケットに取り付けるネジ兼用のスペーサー。 使用するのは1ヶですが、個体差を考慮して高さが1mm違います。 |
|
エンジンブラケットの一番下のボルトの向きを入換えます。 既存のナットの代わりに製作したスペーサー兼用ナットを組み付けます。 ジェネレータプレートの下側の取り付け用です。 |
|
クランクのYカバーを外します。 オイルは抜かなければいけません。 ダイナモのスプロケットを外します。 クランプバンドをしっかり緩めてダイナモを抜き取ります。 |
|
アッシーで挿入します。 写真写りが良いですね。 これだけ見ますとプロのような仕上がりです、笑 |
|
Wのダイナモと比較してみましょう。 | |
スプロケット廻りの比較です。 もちろん、スプロケットの位置は同じです。 |
|
回転軸にキーを取り付けます。 本体を挿入しながらキー位置を合わせてスプロケットにチェーンを掛けて回転軸に挿入します。 スプロケットのナットを座金と一緒に組み付けます。 |
|
お見事!? 今のところ、何の問題もありませんね。 |
|
パッキンを入れてジェネレータプレートを組み付けます。 本体を回転させてジェネレータプレートのネジ位置と合わせます。 ジェネレータプレートと本体をM6にて固定します。 |
|
ホーン側のスペーサー。 使用するのは1ヶですが、個体差を考慮して高さが1mm違います。 ツールマークがワンオフパーツのようですね、ワンオフですが! |
|
スペーサの取り付けの状態です。 従来のホーンの取り付けは全然考慮なし!? どこかへ付けてください。 ホーンの取り付け部がどんな状態かわかりません、薄いプレートなら共締めできると思いますが? |
|
ジェネレータプレートを本来ホーンが取り付く位置にスペーサを入れM8で固定です。 下側もM8で固定です。 取り付け穴は9mmですからボルトの入ったところが位置決めされた位置です。 設定した位置は殆ど動かせませんが、干渉はしませんから良いでしょう。 もうチョット左回転のほうが良いかな?、 長穴仕様の方が良かったようですね。 この位置は拓本宜しく、エンジンブラケットに墨塗りして穴位置を写し取っています。 墨(墨汁)のほうが紅明丹より後始末が楽です。 この後、ダイナモクランプバンドを締めます。 |
|
ジェネレータにカップリングを取り付けます。 | |
ジェネレータ本体を取り付けます。 3箇所M8です。 カップリングの溝を本体側の溝に合わせて挿入します。 ジェネレータプレートはアルマイト処理してありますから、電気的導通の為に最低5sqくらいでアーシングしましょう。 |
|
W1にACGが付きましたね。 おめでとうございます!! 絶妙です、自画自賛!! お祝い?にエキパイも付けて見ました。 スプロケットのナットはいつ締めた? 私は手で締めただけですが規定トルクで締めてくださいね。 後は確認して、クランクのYカバーを取り付けて終わりです。 |
|
本当は、このエキパイとの干渉は心配していました。 逃げられるのはわかっていましたが、どの程度クリアランスがあるかはペンディングでしたから。 フランジは付けてありません。 もちろんフランジがあれば付けて見ましたが持っていません、誰かください! |
|
上からのショットです。 しかし、改めて見ましても大きいですね。 船との間ですから、実際には目立たないと思います。 |
|
ここまでです! エンジン掛けられませんので、笑 走ってみるとどうなんでしょうね。 実走行の検証は W1 areyanka のレヤンさんです。 |
|
ベンチマークテスト | |
ジェネレータは単体で試験します。 ジェネレータフランジに取り付けてバイスで固定します。 |
|
フレキシブルチューブでカップリングします。 ボール盤、電気ドリルで回転させます。 |
|
試験用のカップリングです。 ジェネレータ側はこの試験用に旋盤で引き出しました、アルミです。 |
|
この状態で外部からモーターで駆動します。 | |
フィールドコイルへの給電はバッテリーからの入力です。 フィールドコイルへ流す電流と負荷とするバッテリを分けての試験です。 GSバッテリーが白いのは気泡です、サルフェーションではありません。 負荷代わりに使用しましたら、ジェネレータというよりバッテリー充電器のようです! |
|
負荷のコントロールがバッテリーではできませんので、秘密兵器の登場? 500W 及び 1kwのオイルダミーロードです。 50Lのオイルが入っています、ファン付きです。 |
|
非接触の回転計です。 今回はこれでチェックします。 |
|
W1のアイドリング付近をとり合えず計ってみましょう。 900rpmで6Aですね。 72Wですか! 電気作りすぎですね、フィールドコイルに流す電流を制御したほうがよさそうです。 分流計入れていますからメーターの指針は1/10での表示です。。 |
|
W1のダイナモの発電量は100Wですから、意識してチョッと上120W、10A流してみます。 1180rpmで10Aですね。 270rpm上がっただけで4Aも増えています。 これは非常にマズイです! 試験ではフィールドコイルにはデフォルトの2.5A(30W)消費させています。 この状態で50A作ると換算でエンジンパワーを700W近く消費してしまいます。 当然パワーダウンです、1HP弱の消費ですから軽自動車がエアコンを最強にしたようなものですね。 もともと100HPを軽く超えるバイクに搭載されていたものですから、1HPくらいいいんでしょうね? 1/5位が目安でしょうか、0.5A 6Wくらいに抑えたいですね。 これでもアイドリングで10Wは楽にいけます、まあそんなに単純ではありませんが。 レッドの7000rpmもW1のエンジンを廻す方はいないでしょう?、私なら廻すか! 2500rpmあたりで最大発電量になるようにフィールドコイルに流す電流を設定かな。 実際には電流の消費量が増えればフィールドコイルに流れる電流が増えるタイプのジェネレータですから考慮しておかなければいけませんね。 |
|
今回の目標値はW1の3倍の発電量の300Wです。 狙いは2000rpm、25Aですね。 ジェネレータ本体のスペックは2000rpmで50Aですから、軽く使ってクリアしましょう。 W1は2100rpmあたりで最大定格だったかな、充電開始が1450rpmですか。 常用回転数は2500rpm辺りでしょうかね。 アイドリングで充電しないようにしませんといけませんね!?。 ジェネレータの負荷によりアイドリングが重くなる? まあ電磁石ですから、アイドリングでフィールドコイルに電流を流すとエンジンの負担が重くなりますね。 フィールドコイルにシリースにレジスタ入れてジェネレータの最大定格を下げましょう。 最大定格が低ければ幾ら回転を上げても頭打ち、最大定格以上は絶対に出ませんから楽ですね。 25Aを狙い、フィールドコイルに0.5A流しました。 このときの回転数は2314rpmでした。 いい線ではないでしょうか。 レジスタの設定を変えればかなりの範囲で好きな特性に出来ますね。 チョッと疑問・・・・クランク軸とダイナモ軸は1:1かな!? ギア比確認してません!! |