Custom made
さて、組み立ててみましょう。

現合で寸法を取っていますから問題は無いはず!?

プラモデル感覚、いやアルミモデルです。
W1 サイドカー用ACGの組立


パーツ
ベアリング

NSK 

クランクケース側 6903VV

ジェネレータ側   6002VV

非接触タイプのシール付です。
オイルシール

NOK

SC型 AC0743E0

内径17mm 外形 30mm 厚さ 7mm 二トリルゴム 回転軸用です。
Oリング

G75

内径74.5mm 3.1mm 固定用です。
カップリング

オルダム式のクラッピングタイプです。

スペーサと両側ハブに3分割されます。

軸径12.0mmと14.0mm用を片側のハブを14.2mmに追加工しています。

真ん中のスペーサーはカーボン入りです。

高ネジリ剛性の高トルク型です。
スプロケット類

スプロケットとナットは既存のパーツをそのまま使用します。

キーは3×3×10mmのS45Cの焼入れタイプです。

既存のキーに抜きタップ加工でもされていれば再利用するのですがね。
キャップボルト

ステンレスを使用します。
パッキン

0.3mm

シールド性はとても高いタイプですが、再利用できません。

アスベストは入っていません!

パッキンは、サークルカッターで切り抜きます。
組立
本来ならアルマイト加工の後にベアリング径に追加工するのですが。

いつもお願いしている信頼できる処理屋さんですから、メッキ厚指定でお願いします。

メッキ厚を見込んで加工で20μmほど内径を大きく仕上げています。

ハンドプレスにてベアリングを圧入します。

オイルシールもプレスで圧入します。
フランジ1

ベアリングとオイルシールの組み付け状態。

オーリングも入れています。
フランジ2

ベアリングの組み付け状態。
軸ケースにクランクカバー側のフランジを組み付けます。

パーツ間にパッキンが入ります。

軸ケースに向きはありません、両端同加工です。

回転軸を挿入します。
ジェネレータ側のフランジを組み付けます。

パーツ間にパッキンが入ります。
クランクケース側の軸にキーをセットして、スプロケットを座金と共に組み付けます。

回転軸には位置決め用に段付き加工がしてあります。

スプロケットの組み付けは本来取り付けてからですが、付けて見たかった、笑
ジェネレータ側にカップリングを取り付けます。

回転軸には位置決め用に段付き加工がしてあります。

当るまでしっかりと入れますと、位置が決まります。

フランジとのクリアランスは0.3mmくらいです。


スペーサーも組んでおきます。

嵌め込むだけです。

カップリングケースを取り付けた後でも付けられます。
パーツ間にパッキンを入れて、カップリングケースを取り付けます。
この状態まで組んで、後はW1本体に取り付けてからの組付けです。