Custom made
旧いバイクは電装系が貧弱です。

DC6Vは勿論の事、DC12Vのダイナモでも最近の交通事情に合いません。

電装系のトラブルも多発。

ワイヤーハーネスを新規にしたくらいでは追いつきません。

成り行き?で、3相交流ジェネレータをWに乗っけようと・・・・

今回は、船付きのW1SAに乗せる仕様です。

選んだのはXJR1200のACG 背面ジェネレータです。

レギュレータ、レクチャーファイヤーの内蔵タイプですからお気楽ですね。

フィールドを掛けるタイプです。

フライホイールマグネットの永久磁石を使用するタイプより、効率に優れています。

バーチカルツインは守備範囲を外れますが良いでしょう、エンジンなら・・・・・・
Wは所有していないんですよね、笑。

当然Wの設計図などありません、W1ファイルの青焼き図面ではわかりません。

現合でやるしかありませんね。

勘合を見るためにWのエンジンを入手しないと。

即効で購入したW1Sのエンジン廻りです。

余りの重さに閉口しましたので、移動用の架台を作りました。

エンジンの安定を良くする為に、アンダーフレームにLアングルを溶接してあります。

大胆にフレームから切断してあります。

特に手が加えられたエンジンではありません。

その気になれば簡単に眼を覚ますでしょう。

私に書付きフレームなど送って来ないようにお願いいたします!?

エンジンより早く、悪い虫が眼を覚ましてしまいますから。

これを付けて見ましょう。

ヤマハのXJR1200用の背面ジェネレータです。

レギュレータ、レクチャーファイヤー1体型です。

マグネットは永久磁石でなくフィールドするタイプです。

ほんとに乗るのか、こんな大きなものが・・・・・。

サイドカー用ですから大きくても問題ありませんよね。

元に戻すことも考えてボルトオンでいきます、フレーム等の改造無しでやりましょう。

自分のなら平気でフレーム改造してしまいますが、今回はそうもいきません。

オフセットさせてギア駆動も考えましたが、同軸でいけそうな気配。

ギアにすればギア比で充電開始の回転数を設定できるのですがいいでしょう、今回は。
検討したその他のACG
スズキのイナズマ400用のACGです、1200用も外観、寸法は同じですが発電容量は違うかも。

同じデンソーのものです。

外観はXJR用と同じですね、取付ピッチ、取付方法も同じです。

XJRのスプライン方式と違いボルトで駆動ギアが固定されています。

軸がかなり長いですね、切断が必要となりますからボルトオンとはいきませんかね。

このままですとカップリング位置がエンジンブラケット内になりメンテナンスが不都合です。
カワサキ GPZ1000RX用のACGです。

やはりデンソーの製品、上の2つより一廻りコンパクトに出来ています。

軸廻りの構造から、カップリングにはダンパーが入っていそうですね。
フライホイールマグネットタイプのACGです。

ドカのシングルに乗せようと企んでいるものです。

WのダイナモとVelocette,BSA A7等のフランス製の3相ACGです。

外径、長さが違うだけですから簡単に乗せられます。

軸は1/2インチオフセットされていますが大した問題ではありません。

コイルとマグネットだけ取り出して流用して作るのも簡単にできますね。

外装はアルミですから非常に軽く出来ています。

軸がオフセットされているメグロのジュニアシリーズには、サイズもピッタリです。

イメージです
左前からの取り付いたときのイメージ

エンジン廻りだけですから余計に大きく感じますね、実際大きいですが。

車体全体から見ますと、どうなんでしょうかね。
上からのイメージです。

飛び出しの具合、位置的にもこんなものですね。

W1単体ですとコケればダメージがありそうです。

サイドカー用ですから大丈夫でしょう、簡単にコケませんから!?
左後ろからのイメージです。
W1にACGを付けてみましょう
電気配線は特に問題ありません。

メインスイッチONでフィールドへ電圧を掛けるだけ。

DC14V弱の出力はヒューズを介してバッテリーへ接続するだけです。

レギュレータ、レクチャーファイヤ内蔵ですから簡単です。

フィールド側から負荷の消費電流を検出してフィールドコイルへ流す電流を制御して発電容量をコントロールします。

必要な分だけ発電できるのがフィールドタイプの良い所ですね。

簡単に言えば、ヘッドライトを点灯すると、それに応じて発電容量を増やすと云うことです。

マグネットホイールタイプは電子回路的にショートさせて発電を無効にする方式を取っているものが多いです。

ついでですが、3相の結線はバイク、車ではスター結線のものが多数です。

デルタ結線は業務用?に使われていますね。


ベンチマークテスト?、オイルダミーロードを使用した発電、負荷チェックの様子はまた今度載せます。